BTCにペッグするBTCB、その意味するものとは

BinanceはBTCにペッグする独自コインBTCBを6月18日17:00に上場させました。

「BTCにペッグする」というのは1枚のBTCBの価値を1枚のBTCの価値と同じものにするということです。

これを保証するためにBINANCEは9001枚のBTCをBINANCE上に供託しました。

さて、これが一体何を意味するのでしょうか?

Binanceは先日、英ポンドにペッグするコインの開発とテスト運用を一部のユーザーに発見され、これの事実を認めています。それがBGBPコインです。

英ポンドにペッグする意味は十分にあるでしょう。
何故なら、現状で存在していないからです。

そういう意味ではBTCにペッグするコインも現状では存在していないのですが、米ドルや英ポンド、もしくは金の現物にペッグするのとでは意味合いが異なってきます。

この辺の理屈を、今回はレポートします。

直接、トレードに影響のある話ではありませんので、一つの読み物として知識を得るくらいのイメージでお読みいただければと存じます。

1.BTCBを発行する一番大きな理由はBINANCE分散型取引所(DEX)でしょう。

DEXの運営は今年、BINANCEが最も注力する事業です。このDEXはBinance Chainと呼ばれる独自のブロックチェーンプラットフォーム上に構築されています。

そのため上場できるコインはBinance Chainをベースとしたコインのみとなります。

今年に入って大きな伸び率を示したコインの多くは、それまでのイーサリアムをベースとする規格ERC20からBinance Chainに規格を変えたコインが顕著でした。

だからと言って、今のままではBinance Chainをベースとするコイン同士でしか取引が出来ず、草コインの吹き溜まりのような取引所となってしまいます。※DEXでは個人ユーザーも独自にコインを開発し上場させることができる。

これを回避するためにBTCにペッグされたBTCBというコインがどうしても必要だったということです。

2.Binanceはスタートの今の時点で9001枚のBTCを準備金として拠出しました。

これによってBTCBの価値は裏付けられたことになります。準備金はブロックエクスプローラーで誰もが確認できます。

今後は準備金の増資に伴いBTCBの発行枚数が増えていくものと想定できます。

3.DEX(分散型取引所)の一番の命題は管理者が存在しないことです。

管理者が存在しないことで考えられる保全の問題をBTCBというBTCにペッグされたコインとその準備拠出金で担保しようという試みです。

4.そしてBINANCEが一番面倒と思っているであろう現在直面する問題

すなわち米国SECや日本金融庁による横槍問題をDEXとBTCBである程度棚上げできるとBINANCEは考えています。

なんだかんだ言って米ドルと日本円はBinanceのお得意様です。Binanceは現在までBinance JERSEYやBinance SINGAPOREなど現地法定通貨と取引できる出入り口を立ち上げてきました。

そして米ドルの出入り口となる米国取引所の開設も先週、発表しました。イメージ的には日本だけが取り残されている感じです。

その一方でhuobiなどのライバル取引所は日本での取引所を今年1月からスタートさせています。Binanceは、この立ち遅れている各国現地法定通貨との取引を急ピッチで成し遂げたい、というのが本音なのでしょう。

逆に言えば、法定通貨(現金)との出入り口を独自に確保できれば、DEXや現状の取引所での出来高など、ライバル取引所に負ける要素は一つもありません。

仮想通貨界のGoogle的な立ち位置を確立できることになります。すなわち世界制覇を本気で考えているBINANCEだということです。

冒頭で申し上げていますように直接トレードに影響のある話ではありません。ですがBNB(BINANCE Coin)は着実に価値を伸ばしています。

今年に入って、ずっと推奨していますが多分、来月中には40ドルを超えてくるでしょう。CEOであるCZは10月時点での50ドル越えを明言していますが香港筋の情報では年内100ドルは達成見込みと伝え聞きます。

予備資産の保管場所としてはBNBが第一推奨であることに現状のところ変わりはありません。今年一杯は推奨していくつもりです。

 

市況リポート アンディ・ナン氏

プロフィール1964年生まれ、石川県金沢市出身。防衛大学校卒業。情報のスペシャリスト。「アンディ」は香港でのビジネス上、必要不可欠なイングリッシュネーム。先祖代々混じり気の無い日本人。

防衛大学校にて、オペレーションズリサーチ、情報工学、暗号学、情報管理学など情報スペシャリストとしてのスキルを修得する。卒業後は広告の世界に身を投じ、業界で注目となる。

業界で注目を浴びた情報スキルを買われ、スティーブ・ジョブズにヘッドハンティングされるも、アップルの内紛に巻き込まれ取締役就任は実現せずに終わる。

梯子を外された形での独立が、アンディさんを生活困窮へと追い込んでいく中、ある人との出会いを機に状況は一変し、それまで固執していた販売促進という枠組みを飛び越えてSEOやアフィリエイト、FX、中国貿易など様々な事業で成功を収める。

ここ数年は本プロジェクトのビジネスに専念し、2年で資産を30倍以上にする。現在は埼玉県入間市で半隠居の身を楽しみながら同時に香港、中国にて複数の会社と事業を経営。

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